運送ドライバーとは？仕事内容・種類・年収など完全解説

運送ドライバーは現代社会のライフラインを支える重要な職業として、多くの人に選ばれています。EC市場の拡大により需要が高まる一方で、「体力的にきつそう」「給料が安い」といったイメージも根強く残っています。

本記事では、運送ドライバーの具体的な仕事内容から給与体系、メリット・デメリット、キャリアアップまで、職業の全体像を詳しく解説します。

1．運送ドライバーの仕事内容と役割

現代社会を支える重要な職業である運送ドライバーについて、基本的な定義から日々の業務内容まで詳しく解説します。

運送業界における運送ドライバーの定義

運送ドライバーは単なる運転手ではなく、物流の最前線で働く重要な役割を担っています。業務範囲は所属企業によって大きく異なり、単純な運搬作業から顧客対応、セールス活動まで多岐にわたります。

正確な配送スケジュール管理と安全運転が求められる、高度な専門性を持つ職業といえるでしょう。運送業界では、配送業・物流業・宅配業などの企業で活躍し、現代の流通システムを支える不可欠な存在となっています。

運送ドライバーの1日の流れ

運送ドライバーの1日は車両点検から始まり、ブレーキやタイヤ等の安全確認を行います。配送伝票確認後、荷物を積み込み効率的なルートで出発します。

各配送先で荷下ろしと受け渡し確認を丁寧に実施し、昼休憩を挟みながら担当エリアを回ります。夕方帰社後は車両清掃と翌日準備、運行記録作成・報告で業務は完了です。

職種や会社により詳細は異なりますが、この流れが基本となります。

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2．運送ドライバーの職種別の内容

運送ドライバーには車両の大きさや配送内容によって様々なタイプがあります。ここでは主要な職種について詳しく解説します。

小型トラックドライバー

小型トラックドライバーは普通免許で運転可能な車両を使用し、宅配便や小口配送を担当します。個人宅配送が主な業務で、短距離移動が中心です。

軽量荷物が多く体力負担は軽めですが、顧客との直接対応が必要で接客スキルが求められます。時間指定配送や再配達対応など細やかなサービスが重要な特徴があり、未経験者にとって最も入りやすい職種です。

▼軽トラでドライバーになりたい人

以下の記事では、軽貨物ドライバーに興味がある方に向けて、仕事の内容や向いている人の特徴、メリット・デメリットを紹介します。ぜひ参考にしてください。

準中型・中型・大型トラックドライバー

準中型・中型・大型トラックドライバーは、主に中・長距離輸送や大型荷物配送を担当します。長距離ドライバーは都道府県をまたぎ数百～千キロ以上走行し、数日間の運行もあります。

地場ドライバーは地域内で日帰り業務が中心です。重量荷物やフォークリフト作業が多く、高速道路での長時間運転や夜間走行もあり、高度な運転技術と体力が必要です。長距離では宿泊を伴い、家族時間確保が課題となる職種です。

▼長距離ドライバーは楽しい？

長距離トラックドライバーは楽しい？以下の記事では、仕事の魅力とデメリット、なるための方法を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

ルート配送ドライバー

ルート配送ドライバーは、コンビニ、スーパー、工場など決まった配送先を定期的に回る配送業務を担当します。毎日同じルートを走行するため道路状況や配送先を熟知し、効率的な配送が可能です。

配送先との関係性も深くなり、安定した業務環境が特徴的です。食品から工業製品まで幅広い商品を扱い、配送時間も比較的固定されており生活リズムを保ちやすく、長期的な信頼関係構築が重要な職種です。

▼ルート配送は楽？

ルート配送は楽な仕事？以下の記事では、ルート配送の特徴とメリットを紹介しています。未経験でも始めやすく、安定した収入と働き方の理由を解説しています！ぜひ参考にしてください。

セールスドライバー

セールスドライバーは配送業務と営業活動を兼任し、既存顧客への配送と新規開拓を同時に行う職種です。飲料メーカーや食品会社などで多く見られ、配送先での商品提案や販促活動、売上管理も担当します。

高度なコミュニケーション能力が求められ、営業成績に応じた歩合給により努力次第で高収入を目指せます。商品知識や市場動向の把握も必要で、総合的なビジネススキルが身につく、営業職転向も期待できる職種です。

▼セールスドライバーの仕事について詳しく

以下の記事では、セールスドライバーの仕事内容や年収、必要なスキル、キャリアアップまで解説しています。ぜひ参考にしてください。

特殊車両ドライバー

特殊車両ドライバーは冷凍・冷蔵車、タンクローリー、クレーン車など特殊装置を備えた車両を運転する専門職です。食品の温度管理、危険物輸送、重量物運搬など高度な専門知識と技術が要求されます。

危険物取扱者資格やフォークリフト運転技能講習など特別な資格が必要で、高い専門性と責任を伴います。温度・安全管理に細心の注意が必要ですが、専門性の高さから一般ドライバーより高給与が期待でき、安定需要もある職種です。

▼タンクローリーとクレーン車のドライバーについて解説

タンクローリーはきつい？以下の記事では、仕事の実態やきついと言われる理由を解説。先輩ドライバーの声を交えた乗り越え方も紹介しています。また、ユニック車とクレーン車の違いを、構造・用途・資格要件・運転方法など、様々な観点から詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

3．運送ドライバーに必要な免許・資格

運送ドライバーとして働くには、車両の大きさや業務内容に応じた免許・資格が必要です。ここでは取得すべき免許・資格について詳しく解説します。

免許の種類

普通免許

普通自動車免許は18歳以上から取得可能な基本的な運転免許です。教習所での技能講習と学科試験により取得できます。

道路交通法による規定（2017年3月12日以降）

最大積載量	車両総重量	乗車定員
2トン未満	3.5トン未満	10人以下

▼普通免許で運転できるトラックは？

以下の記事では、普通免許で運転できるトラックの条件や制限を解説しています。免許取得時期による違いやドライバーへのキャリアアップ方法まで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

準中型免許

準中型免許は2017年に新設された運転免許区分で、普通免許と中型免許の中間に位置し、18歳から取得可能です。

道路交通法による規定（2017年3月12日以降）

最大積載量	車両総重量	乗車定員
2トン以上4.5トン未満	3.5トン以上7.5トン未満	11人未満

▼準中型免許についてもっと詳しく

以下の記事では、18歳から取得できる準中型免許の特徴、取得方法、費用、キャリアの可能性までを詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

中型免許

中型免許は、20歳以上で普通免許等を2年以上保有、または、一定の教習を修了している19歳以上の準中型免許、普通免許又は大型特殊免許のいずれかの運転免許を受けていた期間が1年以上である（免停期間除く）ことが取得条件となります。

道路交通法による規定（2017年3月12日以降）

最大積載量	車両総重量	乗車定員
4.5トン以上6.5トン未満	7.5トン以上11トン未満	11人以上30人未満

▼既存の免許を中型免許にレベルアップする限定解除とは？

以下の記事では、中型免許の限定解除に関する方法や費用、メリットを詳しく解説しています。キャリアアップを目指すドライバー必見の情報です！ぜひ参考にしてください。

大型免許

大型免許は車両総重量11トン以上の大型自動車を運転できる免許で、ドライバーの最高峰とされています。

21歳以上かつ普通免許等を3年以上保有、または、一定の教習を修了している19歳以上の準中型免許、普通免許又は大型特殊免許のいずれかの運転免許を受けていた期間が1年以上である（免停期間除く）ことが取得条件となります。

道路交通法による規定（2017年3月12日以降）

最大積載量	車両総重量	乗車定員
6.5トン以上	11トン以上	30人以上

参考：公益社団法人全日本トラック協会｜車種区分・警視庁｜普通免許試験/準中型免許試験/中型免許試験/大型免許試験

▼大型免許の取得について詳しく

以下の記事では、大型免許の一発試験を解説しています。試験内容から合格率アップのコツまで、最短で免許取得を目指す方必見の情報満載ですので、ぜひ参考にしてください。また、深視力検査についても解説しています。ぜひ参考にしてください。

業務に応じた特別な資格

フォークリフト

フォークリフト運転技能講習は、最大荷重1トン以上のフォークリフトを操作するために必要な資格で、労働安全衛生法に基づく技能講習です。

18歳以上で受講可能で、学科と実技の講習を経て修了証を取得します。物流センターや工場、建設現場など幅広い業界で活用でき、就職や転職に有利な資格として人気があります。

▼フォークリフトの免許を履歴書で活かす！

以下の記事では、フォークリフトの仕事に必要な履歴書の書き方と志望動機のポイントを詳しく解説しています。経験者・未経験者それぞれの立場に合わせた例文も紹介！ぜひ参考にしてください。

危険物取扱者

危険物取扱者資格は、ガソリンや灯油、化学薬品などの危険物を輸送する際に必要です。甲種、乙種（1～6類）、丙種に分類され、取り扱える危険物の種類が異なります。

危険物の性質を理解し、安全な輸送を行う専門知識が求められるため、一般的なドライバーよりも高待遇が期待できます。また、給油所への配送業務では、荷卸し作業も担当するため、運転技術と危険物取扱いの両方の技能が活かされる重要な職種です。

▼危険物運搬について詳しく

以下の記事では、危険物運搬に必要な資格の条件や取得方法、資格取得で運転出来る車両やキャリアアップの可能性を解説しています。ぜひ参考にしてください。

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4．運送ドライバーの年収・給与体系

運送ドライバーの収入は職種や働き方によって大きく異なります。給与体系の仕組みや各種手当について詳しく見ていきましょう。

職種別の平均年収とボーナス事情

運送ドライバーの年収は職種や車両サイズによって幅があります。

小型	準中型	中型	大型
男性：406万円 女性：320万円	男性：422万円 女性：347万円	男性：417万円 女性：364万円	男性：484万円 女性：426万円

このデータから、トラックの種別が大きくなるほど年収が上昇する傾向が見られます。小型から大型まで段階的に収入が増加し、特に大型トラックドライバーは男性484万円、女性426万円と最も高水準となっています。

これは大型車両の運転技術の高度さ、長距離輸送の責任の重さ、体力的負担などが評価されているためと考えられます。

参考：公益社団法人全日本トラック協会｜2023 年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態

▼トラックドライバーの年収について詳しく

以下の記事では、トラックドライバーの年収はいくらか、どんな仕事内容なのか、どんな資格が求められるのか。トラックドライバーの年収事情を解説しています。ぜひ参考にしてください。

歩合制・出来高制の仕組み

運送業界では基本給に加えて歩合制や出来高制を導入する企業が多く、頑張り次第で収入アップが期待できる給与体系が特徴です。

距離歩合は走行距離に応じて、個数歩合は配送個数に応じて歩合給を加算し、売上歩合ではセールスドライバーの獲得売上の一定割合が反映されます。

歩合率は通常売上の40～50%程度で、完全歩合制もありますが多くは基本給との組み合わせです。

参考：公益社団法人全日本トラック協会｜2023 年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態

各種手当

運送ドライバーには、基本給に加えて多様な手当が支給されます。

上記の手当のほか、家族手当、住宅手当、退職金制度を設ける企業も多くあります。これらの手当制度により基本給以外でも収入を増やし、安定した経済基盤を築くことができます。

参考：株式会社アートフレンドAUTO ｜トラック運転手の給料は手取りでいくら？車両別の相場を紹介

5．運送ドライバーのメリット

運送ドライバーの仕事には多くの魅力とやりがいがあります。ここでは主要なメリットについて詳しく解説します。

社会を支える誇りとやりがい

運送ドライバーは現代社会のライフラインを支える重要な職業で、多くのドライバーがその社会貢献性に大きなやりがいを感じています。宅配便一つ一つが誰かの生活を豊かにし、災害時には救援物資配送で直接社会貢献できます。

お客様からの感謝の言葉や定期配送先での信頼関係構築など、人とのつながりを実感できる瞬間も多く、自分の仕事が多くの人々の生活や企業活動を支えているという実感は、他職種では味わえない特別なやりがいと誇りをもたらします。

比較的安定した収入と雇用

運送業界は社会インフラとしての役割から景気変動に左右されにくく、安定した雇用と収入が期待できます。EC市場拡大により物流需要が増加し、ドライバー不足により雇用の安定性は非常に高くなっています。

経験により転職時の市場価値が高まり、より良い条件への転職も容易です。年齢に関係なく長く働ける職種で、60歳を超えても現役活躍するドライバーも多数存在します。特別な学歴を必要とせず、技能と経験により確実な収入アップが図れる点も魅力的です。

一人時間の多さと人間関係のシンプルさ

運送ドライバーは運転中の一人時間が大半で、職場の複雑な人間関係に悩まされることが少ない職種です。会議や頻繁な報告もなく、自分のペースで集中して業務に取り組めます。

人間関係のトラブルを避けたい人や自分のペースで働きたい人に理想的です。ただし配送先での顧客対応では良好なコミュニケーションが求められ、適度な人との関わりも保てるバランスの良い職種といえます。

運転技術の向上と大型車両運転の醍醐味

運送ドライバーは小型車から大型トラックまで様々な車両の運転技術を習得でき、運転スキルを磨けます。大型トラック運転は一般車と異なる高度な技術が必要で、習得過程と上達に大きな達成感があります。

全国の道路を走ることで地理に詳しくなり、効率的なルート選択も可能になります。運転好きにとって毎日大型車両を運転できることは何物にも代えがたい喜びで、技術向上の実感が長期的なモチベーション維持につながります。

▼トラックドライバー転職はおすすめ？

ドライバー転職は本当におすすめ？以下の記事では、2025年最新情報で業界の現状とメリット・デメリット、成功のコツを徹底解説！ぜひ参考にしてください。

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6．運送ドライバーのきつさ・注意点

運送ドライバーの仕事にはやりがいとともに、理解しておくべき厳しい側面もあります。ここでは主な困難や注意点について解説します。

体力的負担と長時間労働

運送ドライバーの仕事は想像以上に体力を要する職業です。重い荷物の積み下ろしでは腰痛や膝痛のリスクがあり、長時間運転では肩こりや眼精疲労に悩まされます。

長距離ドライバーは1日10時間以上の運転が常態化し、不規則な休憩・食事時間により体調管理が困難です。夜間配送では昼夜逆転の生活リズムとなり、睡眠不足による体調不良も問題となります。

これらの体力的負担は年齢とともに増大するため、日頃からの健康管理と体力維持が不可欠で、定期的な健康診断や適切な休養確保が重要です。

時間厳守のプレッシャーと責任

配送業務では決められた時間内に荷物を届けることが絶対的要求となり、常に時間との戦いというプレッシャーがあります。交通渋滞、悪天候、道路工事などにより配送が遅延すると、顧客クレームや会社からの叱責を受けることもあります。

時間指定配送では数分の遅れも許されない緊張感があり、高価な商品や重要書類では紛失・破損への責任も重大です。このような責任とプレッシャーは精神的ストレスとなりやすく、メンタルヘルス管理も重要な課題です。

交通事故リスクと安全運転の重要性

運送ドライバーは交通事故のリスクが高く、一度事故を起こすと個人責任だけでなく会社経営にも大きな影響を与えます。

長時間運転による疲労や居眠り、スマートフォン使用などの油断が大事故につながるため、常に高い安全意識が必要です。定期安全講習参加、車両の日常点検徹底、体調管理の重要性を理解し、慣れや慢心による事故を起こさないよう、ドライバーとしての自覚と責任感を持ち続けることが重要です。

▼トラックドライバーはやめとけ？

以下の記事では、トラック運転手の仕事の実態と魅力を解説しています。よく言われる「底辺職」というイメージの真相から、やりがいまで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

7．運送ドライバーのキャリアパス

運送ドライバーとしてのキャリアには多様な成長の可能性があります。ここでは具体的なキャリアパスについて詳しく解説します。

高収入職種への転職

運送ドライバーの経験は他社への転職時に高く評価され、より良い条件の企業への転職が可能です。普通免許から中型・大型免許を取得し、扱える車両の幅を広げることで年収アップが図れます。

特殊車両ドライバーは専門性が高く、一般ドライバーより高い給与が期待できます。大手運送会社や福利厚生充実企業への転職により、基本給の向上や各種手当充実も可能です。安全運転歴が長く無事故無違反の記録がある人は特に高く評価されるでしょう。

運行管理者へのステップアップ

現場での豊富な経験を活かし、運行管理者への昇進が有力なキャリアパスです。運行管理者は配車計画立案、ドライバー健康管理、車両保守管理など運送業務全体を統括する重要な職位です。

1年以上の実務経験か基礎講習受講が必要で、その後資格試験に合格する必要があります。取得後は、さらに経験を積むことで、営業所長や支店長など管理職への道も開かれ、現場実情を知る運行管理者は転職市場でも優遇される傾向があります。

▼運行管理者のメリットとは？

以下の記事では、運行管理者の仕事内容からメリット・デメリット、年収まで解説しています。未経験でも分かる業界の実態と将来性も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

独立・起業の可能性

運送ドライバーの経験とスキルを活かし、独立開業することも可能なキャリアパスです。一人親方として軽貨物運送業を始める場合、比較的少ない初期投資で開業できます。

軽トラックやバンを購入し、貨物軽自動車運送事業の届出を行えば個人事業主として配送業務を開始できます。宅配便下請けや企業専属配送契約など働き方は多様です。

経験を積んで顧客拡大し、複数車両所有で従業員雇用により運送会社設立も可能です。ただし営業活動、車両管理、経理業務など運転以外の業務も必要で、経営者としての総合的能力が求められます。

8．運送ドライバーという職業の全体像

運送ドライバーは現代社会のライフラインを支える重要な職業で、社会貢献性の高さに多くのやりがいがあります。車両サイズや職種により年収320万円から484万円まで幅があり、技能と経験により収入アップが可能です。

一人時間が多く人間関係がシンプルな反面、体力的負担や時間厳守のプレッシャー、交通事故リスクなどの注意点もあります。転職や運行管理者への昇進、独立開業など多様なキャリアパスがあり、特別な学歴を必要とせず長期的なキャリア形成が期待できる魅力的な職業といえるでしょう。

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