「最近、ドライバーが足りないってニュースでよく見るけど、実際どうなの?」「派遣って怪しくない?」「未経験でも本当に稼げるの?」…そんな疑問にお答えします。
今、運送業界は空前の人手不足です。トラックドライバーの有効求人倍率は2.73倍にまで上昇しており、「ドライバーは奪い合い」の状態です。つまり、経験者はもちろん、未経験の方にとっても、今は希望の条件で採用されやすく、しっかり稼げる大きなチャンスが来ています。
この記事では、ドライバー派遣の基本的な仕組みやメリット・デメリット、注目されている背景などについて解説します。
参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年12月分及び令和7年分)について」
- 運送ドライバー派遣の仕組みと、主な仕事内容のバリエーション
- 「派遣は違法」という誤解の解消と、守るべき大切な法律のルール
- 派遣で働くメリット・デメリット、および2024年問題による需要の変化
1.運送ドライバー派遣とは?

運送ドライバー派遣とは、派遣会社に登録しているドライバーが、運送会社などの「派遣先」へ行って働く仕組みのことです。普通のアルバイトや正社員とは、少し仕組みが違います。
ドライバー派遣の仕組み
派遣の仕組みを簡単に図解すると、以下のようになります。
▼ クリックして流れをみよう
派遣の仕組み:あなたとお仕事の流れ
スタート
派遣会社
派遣先企業
ポイント:
- 雇用主(お給料を払う会社)は派遣会社です。
- 実際に働く場所は派遣先の運送会社です。
- 仕事の指示は、派遣先の担当者から直接受けます。

契約期間は、数ヶ月単位から最長で3年までとなっています。
主な仕事内容
派遣ドライバーの仕事は、運ぶものや車の大きさによって様々です。
- 軽貨物配送(宅配): 軽トラックやハイエースで荷物を届けます。
- ルート配送: コンビニや飲食店など、決まった場所へ決まった時間に届けます。
- 中型・大型トラック: 拠点から拠点へ、たくさんの荷物を一度に運びます。
- 引越しスタッフ: 引越し作業のトラックを運転し、荷物の運び出しも行います。
- 役員運転手: 企業の役員の方を乗用車で送り迎えします。
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ドライバー派遣の基本的な仕組みやメリット・デメリットをさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。派遣と直接雇用の違いや、派遣で働く際の注意点、給与体系の実態など、転職を検討する上で知っておきたい情報を網羅的に解説しています。
2.【重要】派遣は違法ではありません

「ドライバーを派遣するのは法律で禁止されている」という話を聞いたことがあるかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。
「派遣は禁止」は誤解
結論:一般的なドライバー派遣は合法です。
かつては一部の業務で派遣に制限があったため、その印象が残り、現在でも「禁止されている」という勘違いが生まれました。加えて、派遣が禁止されている「港湾運送業務」や「建設業務」(土木・建築現場での直接的な作業)と混同されていることも、誤解が生まれる要因のひとつとなっています。

一般的なトラックでの輸送や宅配などの業務は、全く問題ありません。
参照:厚生労働省「労働者派遣事業について」
守るべき3つの法律ルール
ドライバーの派遣そのものは違法ではありません。ただし、法令で禁止されている事項も存在します。安心して働くためにも、以下の3つのルールを押さえておきましょう。
1.日雇い派遣は原則禁止
安全管理の観点から、1日だけといった短い契約は原則できません。労働者派遣法により、31日未満の日雇い派遣は原則禁止されています。
2.事前面接の禁止
派遣先の会社が、事前に派遣スタッフを面接して選ぶことは法律で禁止されています。これは「派遣会社が責任を持って人を選ぶ」というルールがあるためです。
3.3年ルール
労働者派遣法により、同じ会社の同じ部署で派遣として働けるのは、最長で3年までと決まっています。これを超えて働く場合は、正社員への登用などを考える必要があります。
参照:e-gov「貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条」、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」
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3.派遣ドライバーのメリット・デメリット
派遣のメリット・デメリット
派遣ドライバーという働き方には、メリットがある一方で、事前に理解しておきたい注意点も存在します。
メリット:自由度が高く経験が積める
まずは、ドライバー派遣で働くメリットについて解説します。
- 働き方の自由度が高い
「週3日だけ」「日勤のみ」など、自分の都合に合わせやすい。 - 未経験でも始めやすい
多くの派遣会社で研修制度が整っている。 - 即戦力として稼げる
時給1,400円〜2,000円など、比較的高めの設定が多い。 - 色々な職場を経験できる
色々な会社を見て、自分に合う仕事を探せる。
「まずは現場を経験したい」という未経験者や、プライベートを優先して週3日や日勤のみで働きたい人に最適です。
デメリット:不安定で将来が見通しにくい
次に、デメリットを確認しましょう。
- 雇用が不安定
契約期間が決まっているので、次の仕事までの間が空く可能性がある。 - 昇給・賞与がない
基本的に時給制なので、長期的には正社員より手取りが低くなることも。 - キャリアアップしにくい
補助的な業務が多くなりがちで、責任あるポジションに就くのは難しい傾向に。
安定した月給制や、昇給制度を重視するなら正社員が適しています。
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4.車種別一覧|派遣ドライバーに必要な免許・資格

運転できる車の種類は、持っている免許によって決まります。「今もっている免許で、どの仕事に応募できるか知りたい」という方のために、運転できる車と必要な資格を一覧表にまとめました。
| 免許 | 運転できる車 |
|---|---|
| 普通自動車免許 | 軽トラック・ハイエース |
| 準中型免許 | 2〜4tトラック |
| 中型免許 | 4〜8tトラック |
| 大型免許 | 10tトラック |
ただし、2017年3月以前に普通免許を取得している場合は、2t~3tクラスの小型トラックやいわゆる4tトラックの一部が運転可能なケースもあります。くわしくはこちらの記事もご覧ください。
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派遣ドライバーとして働く際に必要な許可や、信頼できる派遣会社の見分け方について詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。労働者派遣事業の許可制度や、優良な派遣会社を選ぶための具体的なチェックポイントを解説しています。
5.【5ステップ】派遣で働き始めるまでの流れ

初めてでも進めやすいよう、派遣で働くまでの流れを5つのステップに分けて解説します。
🔍 派遣会社を探す
求人サイトや、ドライバー特化の派遣エージェントを探します。
📝 登録説明会・面談
派遣会社へ行って、これまでの経歴や希望を伝えます。
🚚 仕事の紹介
希望にぴったりの求人があれば、担当者から紹介されます。
🤝 契約
条件に納得できれば、派遣会社と雇用契約を結びます。
🏁 就業開始
研修を受けてから、実際の現場でのお仕事がスタートします!
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6.なぜ今、ドライバー派遣が注目されるのか

今、運送業界では深刻な人出不足が続いています。その背景となるのが「2024年問題」です。

2024年問題とは?
2024年4月から、トラックドライバーの残業時間に上限(年間960時間)がつきました。これによって、一人ひとりが運転できる時間が短くなったのです。
■その結果
- 運送会社で人手が足りなくなった
- 足りない分を補うために、派遣ドライバーを頼る会社が急増
- ドライバーの求人が豊富になった

人手が足りない分、時給も上がりやすい傾向にあります。未経験からでも「まずは派遣から」と採用されるチャンスが広がっています。
参照:国土交通省「物流の「2024年問題」とは」
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未経験からドライバーへの転職を検討している方には、こちらの記事がおすすめです。業界未経験でも安心して始められる職種の選び方、必要な資格の取得方法、転職活動の具体的なステップまで、成功に導くための実践的な情報をまとめています。
7.運送ドライバーの派遣についてよくある質問

ここでは、運送ドライバー派遣に関してよくある質問と、その回答をまとめました。
Q.未経験でも働けますか?
A.はい、大丈夫です。
最初は同乗研修といって、ベテランの横に乗って仕事を覚える期間がある派遣会社がほとんどです。
Q.社会保険に入れますか?
A.一定の条件を満たせば加入できます。
週の労働時間など法律で定められた加入条件を満たせば加入できます。派遣会社に確認してみましょう。
Q.派遣と正社員、どっちがいいですか?
A.希望する働き方によってそれぞれ違います。
自由な時間や、色々な経験を優先したいなら派遣、ボーナスや長期的な安心感を求めるなら正社員がおすすめです。
Q.違法な派遣に巻き込まれないか心配です
A.派遣会社が「労働者派遣事業」の許可を持っているか確認しましょう。
厚生労働省のサイトで検索できます。
参照:厚生労働省「許可・届出事業所の検索」
Q.派遣から正社員になれますか?
A.はい、可能です。
「紹介予定派遣」という、将来正社員になることを前提に働く仕組みもあります。
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信頼できる派遣会社の選び方については、こちらをご覧ください。大手から専門特化型まで、おすすめの派遣会社7社を徹底比較。時給相場、福利厚生、サポート体制など、実際に働く上で重要なポイントを具体的に解説しています。
8.自分に合った働き方を見つけよう
ドライバー派遣は、決して特別なものではなく、法律に基づいて運用されている正規の働き方です。派遣という選択肢を取ることで、働き方の自由度が高まり、未経験からでもスタートしやすいというメリットがあります。
現在は、いわゆる「2024年問題」を背景にドライバー需要が高まっており、仕事を見つけやすい状況が続いています。
普通免許のみで応募できる宅配や送迎などの仕事もあります。「まずは話だけでも聞いてみたい」という方は、派遣会社の登録説明会に参加してみるのも一つの方法です。自分らしい働き方を選択するための、一つの参考にしてください。
■希望条件に合ったドライバー求人をお探しなら
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