転職回数が10回を超えている。「履歴書を書くのが怖い」「またすぐに辞めてしまうのではないか」……そんな不安に押しつぶされそうになっていませんか? 特に40代・50代となると、世間の目は厳しくなり、自身のキャリアに限界を感じてしまうのも無理はありません。
しかし、運送業界において「転職回数の多さ」は、あなたが思うほど致命的なハンデではありません。
実際、トラックドライバーを対象としたアンケート調査では、「転職回数が5回以上」のドライバーが全体の約35%以上を占めるというデータもあります 。
10回という数字は、この業界では決して「異常」なことではないのです 。
この記事では、有効求人倍率2.66倍という深刻な人手不足が続く業界の実態 と、転職回数を「経験値」として評価してもらうための具体的な戦略を解説します。
年収400万〜600万円を目指しつつ、今度こそ「長く続く仕事」に出会うためのステップを一緒に見ていきましょう。
- 転職回数が多くても、40代・50代が運送業界で「即戦力」として評価される理由
- 未経験から年収400万〜600万円を目指すための具体的なステップと資格戦略
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1.ドライバー転職10回は致命傷?40代・50代の採用市場の現実

40代で10回という転職回数を前に、多くの方が「もう後がない」と肩を落とします。しかし、運輸・物流業界の視点は異なります。
現在、業界全体が「2024年問題」に端を発する深刻なドライバー不足に直面しており、定着率よりも「今、目の前のハンドルを握れる即戦力か」が最優先される傾向にあるからです。
深刻な人手不足が多回数転職者を「即戦力」に変える
物流の現場では、若手の不足により40代や50代の労働力への期待がかつてないほど高まっています。
実際に、労働基準監督署の統計によれば自動車運転職の有効求人倍率は2.66倍(2025年11月時点)に達しており、全職業平均を大きく上回る極めて高い水準です 。
このような状況下では、企業は「過去に何回辞めたか」よりも「明日、確実に荷物を届けてくれるか」という実利を重視します 。
また、転職回数が多い事実は、人事労務管理において「多様な環境に適応してきたバイタリティ」の証としてポジティブに捉えられるケースも少なくありません。

多くの現場を知っているからこそ、新しい環境への適応スピードが速いと評価されるのです。
他職種との比較で見えてくる、運送業の幅広い採用枠
一般的に事務職などの他職種では、年齢が上がるにつれて一握りの椅子を若年層と争うことになりますが、ドライバー職は健康で意欲があれば、40代・50代の未経験からでもスタートを切ることが十分に可能です。
運輸業界は日本のインフラを支える基幹産業であり、景気の波を受けにくい安定性も大きな魅力といえます。
キャリア形成の理論に照らせば、他業界で年齢を理由に門前払いをされた経験がある方でも、人手不足が深刻な運送業の現場では「貴重な働き手」として歓迎される事例が数多くあります。
年齢や職歴の多さをハンデにせず、誠実な仕事ぶりという実力で勝負できるのが、今の物流業界の最大の特徴です。
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2.40代・50代の転職理由NO.1は「人間関係」。だからドライバーが続く

転職を繰り返してしまう最大の原因は、仕事内容そのものよりも「職場の人間関係」にあるケースが非常に多いです。
転職理由として「人間関係」が多い傾向にあります 。 もし人間関係で悩んできたなら、ドライバー職は「天職」になる可能性があります。
「運転席は自分だけの城」という安心感
ドライバーの仕事の大部分は、一人でハンドルを握る時間です。
上司の顔色を伺いながら仕事をしたり、休憩時間に気を遣って雑談に参加したりする必要はありません。
「人間関係で辞めてきた」という人ほど、運送業に入ると「精神的にすごく楽になった」と語り、長く定着する傾向があります。
結果がシンプルに評価される世界
「頑張っているのに評価されない」という不満も転職の一因ですが、ドライバーは「時間通りに、安全に届ける」という成果がすべてです。
社内政治や派閥争いとは無縁の世界で、自分の仕事に集中できる環境がここにはあります。
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3.未経験40代でも「自信が持てる」おすすめのドライバー職種

「体力に自信がない」「道を覚えるのが苦手」といった不安を持つ40代・50代の方に向けて、未経験からでもスタートしやすく、精神的な負担が少ない職種をご紹介します。
① ルート配送(2t・3tトラック)
- どんな仕事?
コンビニやスーパーなど、決まった配送先を回る仕事です。 - ここがおすすめ
道を一度覚えてしまえば、新しい道を探すストレスがありません。毎日決まったルーティンで働きたい方に最適です。 - 収入イメージ
月収25万〜35万円前後
② カゴ台車輸送・ゲート車配送
- どんな仕事?
荷物が載った「カゴ台車」を押して積み降ろしをする仕事です。 - ここがおすすめ
「体力に自信がない」という方でも安心です。重い荷物を手で持ち上げる作業が少ないため、50代・60代からでも無理なく続けられます 。
③ センター間輸送(4t・大型)
- どんな仕事?
物流センターから物流センターへ、まとまった荷物を運ぶ仕事です。 - ここがおすすめ
個人宅への配送と違い、接客がほとんどありません。「極力人と話したくない」という方には精神的に最も楽な職種の一つです。大型免許を取得すれば、年収500万〜600万円も現実的です。
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4.転職回数を「強み」に変える!採用担当者に響くアピール戦略

もちろん、手放しで安心できるわけではありません。採用担当者の約7割は、転職回数の多さに最初は「ネガティブな印象」を持ちます 。
しかし、「納得できる理由があれば、6割以上の担当者は印象を払拭できる」というデータもあります 。 重要なのは、その「理由」と「今の姿勢」をどう伝えるかです。
フォークリフト免許などの資格取得で「本気度」を示す
言葉よりも雄弁なのが資格です。特にフォークリフト免許は、多くの求人で有利になる「即戦力の証明」です 。
「今回の転職のために資格を取りました」という事実は、転職回数の多さからくる「すぐに辞めるのでは?」という懸念を打ち消す強力な材料になります。
ネガティブな転職理由をポジティブに変換する
面接では、過去の不満ではなく「ドライバーとしての適性」に焦点を当てましょう。
- NG例:「人間関係が嫌で何度も辞めました」
- OK例:「チームでの業務よりも、一人で責任を持って完遂する仕事の方が自分の適性に合っていると気づき、プロのドライバーとして長く貢献したいと考えました」
このように、「自分に合う場所を求めて挑戦し続けてきた結果、ドライバーという天職にたどり着いた」というストーリーを作ることが、採用への近道です。
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5.運送業で年収400万〜600万を目指す!安定した企業の選び方

「採用されればどこでもいい」と焦ると、過酷な労働環境で再び転職を繰り返すことになりかねません。長く働くためには、以下のポイントを確認しましょう。
50代・60代からでも安定して働ける企業を見極めるポイント
- 安全装備の充実度
バックモニター、ドラレコ、デジタコなどの装備は、ドライバーを守る会社の姿勢の表れです。 - 研修制度の有無
未経験者をいきなり一人で走らせるような会社は危険です。「横乗り研修」がしっかりあるかを確認しましょう。 - コンプライアンス遵守(2024年問題対応)
「改善基準告示」に基づき、適切な休憩時間が確保されているか 。面接時に「1日の具体的な流れ」を質問することで見極められます。
無理をして短期間で離職するよりも、負担の少ない地場配送や、福利厚生が整った企業を選ぶことで、定年後も見据えた息の長いキャリアを構築できます。
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年齢や転職回数を理由に諦める必要はありません。カラフルエージェントドライバーは、40代・50代の転職実績が豊富で、あなたの経験とスキルを正当に評価してくれる企業をご紹介します。資格取得支援制度のある企業や、シニア層が活躍できる職場環境を持つ企業など、長く安定して働ける求人を厳選してご案内。無料登録で即日紹介が可能です。
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6.転職10回は新しいキャリアの出発点。ドライバーとして安定した未来を
転職回数10回という事実は、決してあなたの価値を否定するものではありません。特に40代・50代から挑む運送業界は、過去の経験を「多様な環境への適応力」として評価してくれるフィールドです。 大切なのは、過去を悔やむことではなく、これからどう積み上げていくか。
一人で集中でき、人間関係のしがらみが少なく、年齢に関わらず稼げるドライバー職は、これまで職場環境に悩んできたあなたにとって、ようやく見つけた「安住の地」になるはずです。
11回目となる今回の転職を、キャリアの「終着点」ではなく、安定した未来への「出発点」にしてください。
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