中型ドライバーは、物流業界の中核を担う重要な職種です。軽貨物ドライバーからのステップアップ先として、検討する方も多いでしょう。その際、「年収は上がるのか」「実際どれくらい稼げるのか」など、収入面は特に気になるポイントです。
2025年発表の最新データによると、中型トラックドライバーの平均年収は男性で約428万円、女性で約373万です。ただしこの数字は、運送距離・保有資格・会社規模によって大きく変動します。ヤマト運輸などの大手企業であれば年収500万円以上、夜勤・長距離業務の手当を活用すれば600万円超も目指せます。
本記事では、最新の統計データに基づく中型トラックドライバーの年収・給与相場から、具体的な年収アップ方法、仕事内容、必要な免許まで詳しく解説します。
参照:公益社団法人全日本トラック協会「2024年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」、ヤマト運輸「採用情報」
- 中型トラックドライバーの平均年収(男女別・年代別・企業規模別)と全職種との比較データ
- 軽貨物や小型トラックからの転向で、いくら年収アップが期待できるか
- 中型ドライバーの給料を最大化するための6つの具体的な方法
1.中型トラックドライバーの平均年収

中型トラックドライバーを目指す方や転職を検討中の方にとって、実際の給与水準は最も気になるポイントの一つです。ここでは統計データをもとに、中型トラックドライバーの平均給与について詳しく解説します。
平均年収(手取り年収)と全職種との比較
物流業界の要となる中型トラックドライバーの収入水準はどの程度なのでしょうか。
以下で性別ごとの平均年収と、全職種の平均年収を比較していきましょう。

中型トラックドライバーの平均年収は男性で約428万円、女性で約373万です。男性(約428万円)の場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取り年収は約330〜345万円、手取り月収は約27〜29万円が目安です。 扶養家族の有無や残業時間によって変動します。
全職種の平均年収は男性約587万円、女性約333万円なので、中型トラックドライバーの年収を全職種の平均年収と比較すると、男性は159万円低く、女性は40万円高くなっています。
特に女性ドライバーにとってトラック運送業は相対的に高収入の職種と言えるでしょう。ただし、長時間労働や体力的負担を考慮すると、労働条件の改善も重要な課題です。

【キャリアアドバイザーのワンポイント】
未経験の初年度は研修期間を含むため、月収25〜30万円程度からのスタートが相場です。
軽貨物や小型トラックからの転職は、「経験者」として採用されるケースも多く、初年度から月収30〜35万円が目指せます。
参考:公益社団法人全日本トラック協会「2024年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」、国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
平均月収の相場
性別ごとの中型トラックドライバーの平均月収は下記のとおりです。
■男女別 平均月収(賃金+賞与)
| 男性 | 356,300円 |
| 女性 | 310,700円 |
中型トラックドライバーの月収相場は男性356,300円、女性310,700円です。
注目すべきは、中型トラックドライバーの給与体系の特徴です。基本給は他業種と比較してやや控えめに設定されている企業が多い一方で、手当の充実度が高く、働き方や努力次第で収入を増やすことが可能です。
繁忙期には残業時間が増加し、それに伴って残業手当も増えるため、月収35万円以上を実現する方も珍しくありません。
参考:公益社団法人全日本トラック協会「2024年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」
年代別の平均年収
中型トラックドライバーの年代別の平均年収は下記のとおりです。

男性は40~50代で約446万円とピークを迎え、その後減少します。
一方、女性は20代の約344万円から年代が上がってもほぼ横ばいで推移し、最高でも約387万円程度です。男性の方が年齢とともに昇給幅が大きくなっています。
この傾向は運送業界における男女の職域や昇進機会の違いを反映していると考えられます。
参考:公益社団法人全日本トラック協会「2024年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」
▼あわせてよみたい
中型トラック以外の車種別年収が気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。トラックドライバー全体の収入事情を把握することで、今後のキャリア形成にも役立ちます。
地域別の平均年収
ドライバーの給料は、働く地域によっても大きく変わります。 輸送需要が集中する大都市圏ほど年収水準が高い傾向があります。
| 地域 | 年収 | 月額 |
|---|---|---|
| 北海道 | 約415万円 | 345,500円 |
| 東北 | 約391万円 | 325,700円 |
| 関東 | 約522万円 | 435,000円 |
| 北陸信越 | 約442万円 | 368,700円 |
| 中部 | 約477万円 | 397,200円 |
| 近畿 | 約486万円 | 404,800円 |
| 中国 | 約474万円 | 394,900円 |
| 四国 | 約457万円 | 380,800円 |
| 九州 | 約461万円 | 384,300円 |
| 沖縄 | 約343万円 | 286,100円 |
※すべての車種を含めた運転者全体の平均値
ただし、都市部は家賃・物価も高い傾向があります。 勤務地は、年収の額面だけでなく、生活コストを加味した「実質的な豊かさ」で 比較検討しましょう。
参照:公益社団法人全日本トラック協会「2024年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」
車種別(小型・中型・大型トラック)の年収
中型トラックドライバーへのステップアップを検討する際、気になるのは「年収はどれくらいあがるのか」という点です。車両区分ごとの年収・仕事内容の違いを把握しておきましょう。

小型(2t・軽貨物)は普通・準中型免許で運転でき、年収は350〜400万円が目安で宅配やコンビニ配送が中心です。
中型(4tトラック)は中型免許が必要で年収400〜450万円、物流センター・企業間輸送を担います。
大型(10t・トレーラー)は大型免許が必要で年収450〜550万円と最も高く、長距離幹線輸送が主な仕事です。
車格が上がるほど年収も高くなります。
2.中型トラックドライバーの仕事内容|軽貨物・小型との違い

中型トラックドライバーの業務は物流センター間配送、企業配送、小売店配送に分類されます。

物流センター間配送
大型トラックで運ばれてきた荷物を各地域の配送拠点に分散する役割を担い、1回の配送で大量の荷物を効率的に輸送します。
基本的に現地スタッフがフォークリフトで積み下ろしを担当するため、ドライバーの身体的負担が軽減されます。
手積み・手下ろし作業がほぼないので、ドライバーは安全運転と時間管理に集中でき、より多くの配送業務を効率的にこなすことが可能となります。
企業への配送業務
製造業の工場間輸送、オフィスビルへの事務用品配送、建設現場への資材運搬など、BtoB取引が中心となります。配送先が固定されているルート配送が多く、顧客との信頼関係構築も重要な業務の一つです。
また、定期配送やジャスト・イン・タイム納入など、顧客企業の生産スケジュールに合わせた柔軟な対応が求められます。
配送時間の厳守、荷物の品質管理、受け渡し確認の徹底が重要で、企業の信頼関係構築に直結します。
小売店配送
小売店配送では、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアなどへの商品配送を担当します。店舗の営業時間に合わせた配送スケジュールの管理や食品の温度管理・商品の破損防止などが重要です。
限られたスペースでの荷下ろし作業や、店舗スタッフとの連携も求められ、小売業界の商品供給チェーンを支える基盤となっています。
小型(2tトラック)との違い
中型トラック(4tトラック)は、小型(2tトラック)と比べて車両サイズと積載量が大きく異なります。
| 中型トラック | 最大約4〜5トン | スーパーや物流センターへの納品、 企業間の資材輸送など中距離以上 |
| 小型トラック | 最大約2トン | 近距離の宅配やコンビニ・食品のルート配送が中心 |
また、年収の面でも大きな差があります。以下の理由から、小型トラックと比べ、中型トラックの年収は約40〜60万円高い水準にあります。
- 1回あたりの輸送効率が高く、配送単価が上がりやすい
- 長時間・長距離の運転が伴うため、距離手当・運行手当が加算される
車両感覚の習得には慣れが必要ですが、多くの会社で乗り慣らし期間や先輩との同乗研修が設けられています。
3.中型トラックドライバーに必要な免許や給付・支援制度

中型トラックドライバーとして働くために必要な免許から、職業訓練給付金や支援制度まで、活用できる方法を詳しく解説します。
運転に必要な免許
中型トラックドライバーになるために必須となるのが、中型自動車第一種運転免許です。
受験資格は下記のとおりです。

この免許により車両総重量7.5トン以上11トン未満、最大積載量4.5トン以上6.5トン未満の中型トラックを運転できるようになります。
物流業界では需要が高く、宅配便から企業間配送まで幅広い業務に対応可能です。
参考:警視庁「中型免許試験」
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中型免許以外の選択肢として準中型免許もあります。運転できる車両範囲や取得条件の違いについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
中型免許取得のための給付金・支援制度
資格取得支援制度
多くの運送会社やタクシー会社では、普通免許から大型免許や二種免許への取得費用を一部もしくは全額負担し、研修期間中の給与保障も行っています。
この制度により未経験者の参入障壁が下がり、企業は安定した人材確保が可能になります。また従業員にとっては初期投資なしでキャリアアップでき、双方にメリットがある制度として定着しています。
教育訓練給付制度
教育訓練給付制度は、働く人のスキルアップを支援する厚生労働省の制度です。
雇用保険の被保険者または被保険者だった方が対象で、指定された教育訓練講座を受講・修了した場合に受講費用の一部が支給されます。
支給額(どちらかに該当)
特定一般教育訓練
教育訓練経費の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給
一般教育訓練
教育訓練経費の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給
雇用保険の被保険者を対象とした制度のため、下記の条件が必要です。
- 65歳未満
- 在職中の方は、雇用保険期間が通算3年以上
- 無職の方は、離職翌日から受講開始日までの期間が1年以内、かつ前職の雇用保険期間が通算3年以上
指定された教習所のみ利用が可能です。まずは管轄のハローワークに適用されるか確認し、卒業検定合格後1ヶ月以内に申請してください。
参考:厚生労働省「教育訓練給付制度」
未経験・普通免許からでも中型ドライバーになれる?
結論から言うと、 未経験・普通免許からでも中型トラックドライバーになることは十分に可能です。現在、 物流業界全体でドライバー不足が深刻化しており、未経験者を一から育成する体制を整えている運送会社が増えています。求人を選ぶ際は以下の2点を確認するのがポイントです。
- 免許取得支援制度がある会社
入社後に会社負担で 中型免許を取得できるため、初期投資ゼロでキャリアをスタートできる。 - 地場〜長距離まで幅広い業務がある会社
段階的にスキルアップできる環境が整っており、 将来的な年収アップの機会も広がる。
最初は地場配送や固定ルートの中距離配送など、 比較的負担の少ない業務からはじめ、運転技術や荷扱いのノウハウを身につけながら、徐々に業務の幅を広げていくのが一般的なステップです。
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4.中型トラックドライバーの年収アップを実現する方法

中型トラックドライバーへの転職後は、どのように収入を増やしていくのでしょうか。追加資格の取得や勤務形態の見直し、転職戦略など具体的な年収アップ方法をご紹介します。
保有資格と免許の種類
中型トラックドライバーの年収は保有資格により大きく左右されます。中型免許のみでは400万円台がベースですが、追加資格で収入アップも可能です。
中型免許 数千円程度
フォークリフト免許 数千円~1万円程度
危険物取扱者 乙種:500~1,000円程度
甲種:乙種の1.5~2倍程度 など
これらの資格を複数組み合わせることで、基本給に加えて月額数千円~2万円程度の資格手当が上乗せされます。
大幅な増額ではありませんが、着実なキャリアアップと収入向上につながる投資といえるでしょう。
上位免許の取得でキャリアアップ
中型トラックの運転経験を積むことで、さらに高収入を目指せる上位車種へのステップアップも可能です。
大型免許
大型免許を取得することで、より大きな車両を運転でき、運送量の増加に伴い収入も向上します。
営業用大型貨物自動車運転者の平均年収
| 大型 | 大型以外 |
|---|---|
| 約516万円 | 約474万円 |
営業用大型貨物自動車運転者の大型と大型以外で比較すると、約50万円の差があります。
大型免許を持つドライバーは長距離輸送や重量物運搬など、より高度な技術と責任が求められる業務を担当するため、この年収差が生まれています。
参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
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大型免許取得後のキャリアパスや詳細な年収事情については、こちらの記事を参考にしてください。大型トラックドライバーの魅力や仕事内容、メリットなどを詳しく解説しています。
けん引(トレーラー)
また、けん引免許などの特殊資格も市場価値を高めます。
けん引(トレーラー)ドライバーの平均年収
| 月収 | 年収 |
|---|---|
| 約30〜45万円 | 約561万円 |
トレーラードライバーは、大型トラックよりもさらに高度な運転技術が求められる専門職です。
車両総重量が36トンほどの連結車両を操縦し、バック駐車や狭い道路での取り回しには熟練の技が必要です。
免許取得には費用と時間がかかりますが、長期的な収入増加と安定したキャリア形成につながる投資として非常に有効です。

【キャリアアドバイザーのワンポイント】
制度上は、普通免許からいきなり「大型免許」や「トレーラー」を取得することも可能です。
ただし、車体感覚や内輪差、バック、荷扱いなどの難易度が一段上がるため、「まず中型で経験を積んでから大型へ」という流れのが一般的です。
参照:求人ボックス「トレーラーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
冷凍・冷蔵車の特殊車両
冷凍・冷蔵車の特殊車両は、温度管理という高度な技術が必要なため、国土交通省の定める標準的な運賃において特殊車両割増運賃(基本運賃の20%増し)が設定されています。
車両に応じた免許が必要で、荷物の品質保持のため、設定温度の維持や温度記録の管理が義務付けられ、ドライバーにも専門知識が求められるため、「特殊車両手当」や「専門手当」を別途支給する運送会社も多く見られます。
参考:国土交通省「トラック輸送の「標準的な運賃」」
運送距離(近距離・中距離)
運送距離は年収に最も大きな影響を与える要因の一つです。
地場配送(近距離)
地場配送(近距離)の場合、県内や隣接県への配送が中心となります。拘束時間が短く、毎日帰宅できるメリットがある一方、距離手当や宿泊手当がないため年収は控えめになります。
中距離配送
中距離配送では、関東圏から関西圏、九州圏など、ある程度の距離を移動する配送業務が含まれます。日帰りまたは1泊2日程度の行程で、運行手当が支給されるため収入面でのメリットがあります。
夜勤・長距離業務で手当を最大化
中型トラックドライバーが年収を大幅に向上させるには、夜勤や長距離業務の手当を活用することが重要です。
深夜・早朝割増賃金、長距離手当、宿泊手当などにより基本給を上回る収入が期待できます。
手当の種類
深夜・早朝割増賃金(22時から翌5時まで)
通常の労働時間の賃金(時給換算)の25%以上
運行手当
月3万円~8万円程度
宿泊・出張手当
宿泊費は8,000~1万円程度
出張手当は2,000~3,000円程度
夜勤業務への従事は、22時から翌5時までの深夜時間帯に働くことで、通常の時給に25%以上の深夜割増賃金が支給されるため、収入アップが見込めます。
生活リズムの調整は必要ですが、夜間は交通量が少なく運転しやすい環境であることも魅力の一つです。
また、長距離配送業務では距離手当、宿泊・出張手当などの組み合わせにより数万円の収入増が期待できます。
参考:フリー株式会社「運輸業社員の出張手当について 税理士相談Q&A by freee」
大手企業・高待遇企業への転職
運送会社の規模と業種は年収水準を決定する重要な要素です。
企業規模別の営業用貨物自動車運転手(大型以外)の年収
| 10~99人 | 約408万円 |
| 100~199人 | 約416万円 |
| 1,000人以上 | 約508万円 |
大手運送会社では平均年収約508万円、充実した福利厚生、安定した昇給制度が期待できます。
全国展開している企業では転勤の可能性もありますが、その分転勤手当や住宅手当などの支援制度も手厚く、総合的な待遇面で優れています。
中小運送会社では平均年収約408~416万円で、個人の成果が収入に直結しやすく、努力次第で大幅な収入アップが可能です。また、地域密着型の企業では転勤がなく、地元での安定した働き方を実現できます。
また、危険物配送は危険物取扱者資格が必要なのと、リスクの高さから手当が充実し年収アップに繋がります。
参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
転職で高収入を目指すなら専門エージェントにお任せ
転職で高収入を目指す際は、基本給に加えて深夜手当・無事故手当・家族手当など手当込みの総支給額で比較することが大切です。
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トラックドライバーの転職活動で、志望動機の作成に不安がある方はこちらの記事も参考にしてください。採用担当者に響く志望動機の書き方と具体的な例文を紹介しています。
5.中型ドライバーの年収に関するよくある質問

ここでは、中型トラックドライバーへの転職を考える際によく寄せられる疑問についてまとめました。
-
中型ドライバーの平均年収はいくらですか?
-
最新データ によると、中型トラックドライバーの平均年収は、男性約428万円・女性約373万円です。
月収ベースでは男性約35万6,300円・女性約31万700円が相場です。企業規模・運送距離・保有資格によって350万円台から500万円超まで幅があります。
参照:公益社団法人全日本トラック協会「2024年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」
-
中型免許を取得すると、年収はいくらあがりますか?
-
普通免許のみの場合と比べて、約40〜60万円ほど年収が高くなる傾向があります。
中型トラックドライバーの平均年収は400〜450万円が相場で、 普通免許のみで扱える小型・軽貨物(350〜400万円)より高い水準です。
-
中型ドライバーと大型ドライバーの年収差はどのくらいですか?
-
大型ドライバーへの転向で、約50万円ほど年収が高くなる傾向があります。
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、 営業用大型貨物車運転者の平均年収は約516万円で、 中型(大型以外)の約474万円と比べて約50万円の差があります。
参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
-
中型ドライバーで高収入を得るには何をすればいいですか?
-
主に4つの方法があります。
- 冷凍・冷蔵車などの特殊車両を担当する(専門手当をつける企業が多い)
- 危険物取扱者などの資格手当を積み上げる(月額数千円〜2万円程度)
- 夜勤・長距離業務で手当を最大化する(深夜手当で+25%)
- 大手企業への転職を目指す(平均508万円)
これらを組み合わせることで、最終的に500万円以上を目指すことが可能です。
-
中型免許の取得に補助金・支援制度はありますか?
-
「教育訓練給付制度」と「運送会社の資格取得支援制度」が利用できます。
■教育訓練給付制度
雇用保険の被保険者が対象で、 取得費用の20〜40%(最大20万円)が支給されます。■運送会社の資格取得支援制度
多くの大手運送会社が、免許取得費用を全額または一部負担する制度を設けており、 入社後に免許を取得できます。資格取得支援制度がある企業については、ハローワークまたはカラフルエージェント ドライバー等の転職エージェントにご相談ください。
-
中型トラックドライバーの仕事はきついですか?
-
「きつい面」と「小型より楽な面」の両方があります。
■きつい面
- 2tトラックより車体が大きく、慣れるまで車両感覚の習得に時間がかかる
- 中距離・長距離の運転が増えるため拘束時間が長くなりやすい
- 荷物の積載量が増える分、 体力的な負担が増す場合がある
■小型より楽な面
- 配送件数が少なく、1件あたりの荷下ろし回数が減る
- 手積み・手下ろし作業が少ない求人が豊富
きつさの感じ方は担当する業務内容や会社によって大きく異なるため、 求人選びの段階で業務内容と勤務条件をしっかり確認することが重要です。
6.中型トラックドライバーの年収を最大化するために
中型トラックドライバーの年収は男性で約428万円、女性で約373万が平均ですが、大型免許取得により約50万円の収入アップが期待できます。
さらにけん引免許で561万円、冷凍車や危険物配送などの専門分野では、特別なスキルが求められるため手厚い専門手当が期待できます。
ヤマト運輸などの大手企業であれば年収500万円以上の高収入も可能で、資格取得と転職戦略の組み合わせが年収向上の鍵となります。
▼あわせてよみたい
年収アップを実現する転職活動を始める際は、ドライバー専門の求人サイトや転職エージェントの活用が効果的です。