役員ドライバーは、ドライバー職の中でも「高年収で安定している」とされています。しかし、その実態が詳しく語られることは多くありません。実は、どの企業に入るかよりも「どのルート(雇用形態)で働くか」によって、手にする年収と生活の安定性は激変します。
本記事では、「ハイヤー会社と直接雇用の年収ランキング」や「具体的な企業別年収事例」など、役員ドライバーの給与事情を徹底解説しています。業界の裏側を知り正しい道を選ぶことで、年収を最大化させるための最短転職ルートを選びましょう。
- 役員ドライバーの平均年収のリアルな内訳と、「安定して稼げる」理由
- 業界や企業規模によって年収がどう変動するかの具体的事例
- WILLグループ等の専門機関を活用し、高待遇な「非公開求人」を勝ち取る方法
1.役員ドライバーとは?

役員ドライバーは、単なる運転業務を超えた「企業の顔」としての役割を担います。まずは、その基本的な役割から整理しておきましょう。
役員ドライバーの仕事内容
役員ドライバーとは
役員ドライバーとは、企業の社長や役員、VIPを目的地まで安全・確実に送迎する専属運転手のこと。
主な業務はルート選定や運転、車両点検ですが、それだけではありません。役員のスケジュールに合わせた柔軟な対応や、車内でのプライバシーを守る高度な守秘義務(沈黙の価値)も職務の重要な一部です。

「専属運転手」に関するアンケートでは、雇用主が重視する資質として「守秘義務」を挙げた回答が31.1%に上っています。
参照:PRタイムズ「株式会社NEXERと株式会社トランスアクトによる調査」(調査企業/ 株式会社トランスアクト)
令和の役員ドライバーは「雇用形態」が9割
「タクシーから役員ドライバーに転職すれば年収が上がる」という話は、必ずしも正確ではありません。実際には、どの企業に入るかよりも、「どの雇用形態で働くか」によって、年収や生活の安定性は大きく変わります。
かつては企業が直接雇う「お抱え運転手」が一般的でしたが、現在はリスク管理やコスト削減の観点から、専門会社へ依頼する「アウトソーシング(派遣・委託)」が業界の主流となっています。
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現場のリアルと業務の流れ
役員ドライバーの仕事は「運転している時間」よりも、その前後の準備と待機にプロの技術が凝縮されています。一般的な1日の流れを時系列で見ていきましょう。
08:00
出勤・車両点検・清掃
車庫へ向かい、タイヤの空気圧やオイル、灯火類を点検。ボディの拭き上げから車内の掃除機がけまで徹底し、清潔で快適な空間を整えます。
09:00
役員のお迎え・出社送迎
自宅へ数分前に到着。丁寧なドアサービスを行い、天候や渋滞状況に合わせた最適なルートで会社へと送り届けます。
10:00〜16:00
日中の移動と「待機時間」
会議や会食、ゴルフ場などへ送迎。移動以外の時間は「待機」となります。この間にルートの予習、駐車位置の確認、再清掃を行い、次の運行に備えます。
18:00〜20:00
会食・帰宅送迎・業務終了
会食終了まで待機し、役員を自宅へ。車庫に戻り、明日のスケジュール確認と日報作成を終えて、一日の業務が終了します。

不特定多数を乗せるタクシーとは異なり、役員と深い信頼関係を築けるのが、この仕事の醍醐味です。
2.役員ドライバーの年収事情と稼げる仕組み

役員ドライバーの年収は、基本給に加えて「待機手当」や「残業手当」が厚いことが特徴です。ここでは、具体的な平均年収額や、給与が安定するメカニズムなどを詳しく解説します。
役員ドライバーの平均年収と稼げる理由
役員ドライバーの年収は一般的に450万円〜600万円程度がボリュームゾーンです。直接雇用やハイクラスな案件ではそれ以上も珍しくありません。
役員ドライバーの報酬面における最大のメリットは、タクシーのような歩合制ではなく、月々の支給額が保証された「月給制」であることです。
役員ドライバー
役員のスケジュールを待つ「待機時間」もすべて勤務時間(給与支給対象)に含まれます。
タクシー
客を乗せていない間は歩合がつかないため、あまり稼げない。
さらに、役員ドライバーは待機に伴う「残業手当」や「休日手当」に加え、賞与や福利厚生も手厚く、高年収と安定性を実現できるのです。
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この記事では、タクシー運転手の平均年収や給与の仕組み、地域別の収入差について詳しく解説しています。同じドライバー職でも報酬形態が異なることを理解することで、自分に合った働き方を選ぶ参考になるでしょう。
【徹底比較】ハイヤー会社 vs 企業直接雇用
現在、役員ドライバーになる方法は大きく分けて2つあります。ひとつは派遣会社・業務委託会社に登録する方法、もうひとつは企業に直接雇用される方法です。
「結局、どちらを選ぶべきか?」という疑問にお応えするため、それぞれの特徴を比較表に整理しました。
| 項目 | ハイヤー会社(派遣・委託) | 企業直接雇用(正社員) |
|---|---|---|
| 年収の傾向 | 安定給 + 歩合・指名料で稼げる | 固定給が高めだが頭打ちも |
| 採用難易度 | 未経験からでも入りやすい | 経験者・紹介が中心で高倍率 |
| 現在の状況 | 【主流】 多くの企業が導入中 | 減少傾向にあるが待遇は厚い |
| 最大の魅力 | 複数の役員を経験しスキルアップ | その企業の「社員」としての安定 |
3.具体的にどこが稼げる?年収・企業ランキング

ここでは、「具体的にどこなら高年収を狙えるのか」について、業界の傾向を詳しく解説します。
ハイヤー会社(派遣)の年収帯
| 社名 | 年収目安とキャリアパス | 未経験へのサポート・特徴 | |
|---|---|---|---|
| 1位 | 日本交通 | 【年収530万〜800万超も】 入社1年目平均490万円、2年目平均530万円。現場トップ層は年収800万円以上の実績あり。 | 業界最大手の教育体制。「VIP担当」への最短ルートが確立されています。 |
| 2位 | 国際ハイヤー | 【平均年収 約525万】 勤続年数に応じて担当する役員クラスが上がり、着実に年収500万円台後半へ昇給。 | 「給与補償制度」があり、未経験者が技術習得に専念できる環境が整っています。 |
| 3位 | セーフティマネジメントサービス | 【年収450万〜600万】 残業代が1分単位で支給されるため、役員の夜の会食等の待機時間がそのまま年収に直結。 | 直接雇用を検討する上場企業への「紹介予定派遣」の実績も豊富。 |
これらの大手ハイヤー会社は、未経験者への研修制度が充実しています。基本給に加えて、運転した時間に応じた乗務手当や指名料を積み上げることで、未経験からでも早期に年収500万円以上を実現できるキャリアパスが整っているのです。
参照:マイナビ転職「日本交通株式会社募集情報」、国際ハイヤー「募集要項」
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直接雇用(事業会社)の年収帯
上場企業の役員付や、高級外車を扱うディーラーの直接雇用ルートは、年収600万円以上を狙える「ハイエンドルート」として紹介されます。
高い利益を誇る企業の役員ドライバーになれば、年収450万円〜760万円といった高待遇も可能です。

中には年収1,000万円を超える募集が出ることもありますが、これらは門戸が非常に狭く、ハイヤー会社等で培った高いスキルと信頼が必要な特別なルートです。
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ドライバー職への転職を考える際には、専門の求人サイトや転職エージェントの活用が成功の鍵となります。この記事では、ドライバー転職におすすめの求人サイト・転職エージェント20選を紹介しています。
4.役員のパートナーとしての将来性とキャリアパス

役員ドライバーとして年収をさらに引き上げるためには、将来的にどのようなステップアップが可能なのでしょうか。3つのルートを見ていきましょう。
管理職や教育担当へのマネジメントルート
現場での実績が認められると、以下のような管理職への道が開かれます。
- ドライバーをまとめるリーダー
- 運行・労務管理職
- 新人教育を担うトレーナーなど
安全管理の仕組み作りや後進の育成に携わることで、ドライバー時代よりも高い年収と安定性を手に入れることができます。
秘書業務兼務による専門職ルート
長年同じ役員の専属を務めることで、厚い信頼関係が築かれます。その結果、送迎だけでなくスケジュールの調整や来客対応など、秘書的な業務を兼務する「秘書ドライバー」へとステップアップする事例もあります。
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役員ドライバーに対して「底辺職」というネガティブなイメージを持つ方もいますが、これは大きな誤解です。この記事では、役員運転手の仕事の実態や将来性、そして転職する具体的な方法について詳しく解説しています。
5.好条件の求人を探す方法とおすすめサービス

高年収の役員ドライバー求人は、機密保持の関係から一般のサイトには載りません。こうした「お宝求人」にアクセスするための具体的な方法を解説します。
WILLグループ等の紹介会社を活用する
WILLグループのような大手人材紹介会社や、役員運転手専門の派遣会社に登録しておくことで、社長ドライバーや役員専属ドライバーといった高年収の案件に出会いやすくなります。
エージェントは企業の内部事情にも詳しいため、「どの企業の案件が最も稼げるか」といったリアルな情報を事前に把握できる点も魅力です。

特に未経験の場合は、こうしたプロの力を借りて、自分の「安全運転」や「守秘義務」を強みとして売り込むのが成功のポイントです。
参照:株式会社WILLグループ「公式サイト」
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役員ドライバーの評判から見る求人選びの注意点
ネット上で「役員ドライバーは待機時間が長くてきつい」という評判を見て不安に感じた方も多いでしょう。しかし、これは体力的な消耗を抑えながら高収入を目指せる環境があることを意味します。
役員ドライバーの待機時間は「いつでも出動できる状態で備える」という立派な職務であり、当然その間も給与が発生し続けています。さらに、待機が長引けばその分「時間外手当」として年収に加算されるため、効率的に稼げる環境と言えるのです。

求人を選ぶ際は、この待機中の時給扱いや手当の規定を細かくチェックしましょう。
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役員ドライバーという職種に対して「きつい」というイメージを持つ方も少なくありません。こちらの記事では、役員運転手の仕事がきついと言われる7つの理由と、この職種ならではのやりがいや適性について紹介しています。
6.役員ドライバーへの転身に関するQ&A

ここでは、役員ドライバーへの転職を検討する際によく挙がる疑問や不安点について整理します。
Q.役員専属ドライバーで年収を上げるために必要な資格は?
A.二種免許や運行管理者資格、秘書検定があると、年収アップのスピードが加速します。
キャリアアップを目指すのであれば、第二種運転免許や運行管理者資格、秘書検定などの取得を検討するとよいでしょう。専門性や付加価値が高まり、配属先や待遇面で有利に働く可能性があります。

普通自動車免許(AT限定可)があれば、役員専属ドライバーとして働くための基本要件は満たしています。
Q.未経験からでも社長ドライバーになれますか?
A.はい、可能です。
現在は派遣などのアウトソーシングが主流のため、専門会社の研修を経てデビューするルートが確立されています。

ステップアップのための資格取得支援をしている派遣会社も増えています。
7.役員ドライバーで安定した高年収を掴む
役員ドライバーという職種は、単なる「移動手段の担い手」ではありません。培ってきた運転スキルを、企業経営を支える「ビジネスパートナー」へと昇華させ、安定した報酬へと結びつけることができる戦略的なキャリアです。
タクシーのように個人の売上に左右される歩合給中心の働き方を選ぶのか、それとも大手企業の固定給制度のもとで安定的にキャリアを築くのか。この選択は、生涯年収だけでなく、働き方や生活の質にも大きく影響します。
これまで培ってきた誠実さや安全運転の技術は、役員ドライバーという職種でも十分に評価されます。安定した環境で専門性を活かしたい方にとって、有力な選択肢の一つといえるでしょう。
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