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軽トラの給油完全解説|給油口の開け方から誤給油の対処法まで

「給油口のレバーが見当たらない」「軽トラには軽油を入れるのではないか」など、初めて軽トラを運転する際、ガソリンスタンドで戸惑うケースは少なくありません。

軽トラは乗用車と構造が異なるため、慣れていないと給油口の開け方に戸惑うことがよくあります。さらに「軽トラ=軽油」という思い込みによる誤給油は、JAFのデータによると1ヶ月に100件以上発生している深刻なトラブルです。

この記事では、軽トラの給油口の開け方から正しい燃料の選び方、万が一誤給油してしまったときの緊急対処法まで、初めての方でも迷わないよう一から丁寧に解説します。

この記事を読んでわかること
  • 軽トラ特有の給油口の構造と、車種別の開け方・閉め方の手順
  • 軽トラに入れるべき正しい燃料と「軽油との違い」
  • 誤給油してしまったときの緊急対処法とNG行動

1.軽トラの給油口はどこにある?乗用車との構造上の違い

軽トラの給油口はどこにある?乗用車との構造上の違い

軽トラの給油口は、多くの場合車体後方の左右どちらか(車種によって異なります)に設置されています。位置自体は乗用車と大きく変わりませんが、開け方には大きな違いがあります。

車内に給油口レバーが「ない」理由

乗用車には運転席足元やダッシュボード付近に「給油口を開けるレバー」が備わっていますが、軽トラにはこのレバーが存在しません

これは軽トラの設計思想によるものです。軽トラは農作業や荷物の積み下ろしなど、過酷な使用環境を想定して作られており、外部からの衝撃や振動に対してシンプルかつ堅牢な構造が求められます。そのため、給油口は車のキー(エンジンキー)を使って直接施錠・開錠する方式が採用されています。

ガソリンスタンドで「レバーが見つからない!」とパニックになっても、心配は不要です。キーさえあれば誰でも開けられます。

主要車種別・給油口の位置と左右の見分け方

給油口の位置は燃料計で確認!

E 1/4 1/2 3/4 F FUEL

▶ この矢印が

給油口の方向を示しています

軽トラ 運転席
矢印の向き = 給油口の位置
なら車体右側に給油口あり
給油口

軽トラの給油口は車種によって左右の位置が異なります。初めて乗る車では、スタンドに進入する前に必ず確認しましょう。

車種メーカー給油口の位置タンク容量
ハイゼットトラックダイハツ右側後方約30L
キャリイスズキ右側後方約36L
サンバートラックスバル左側後方約36L
アクティトラックホンダ左側後方約31L

給油口の左右を事前に確認するには、以下の2つの方法が便利です。

①メーターパネルの燃料計を確認する

多くの車種では、メーターパネル内の燃料計の横に小さな矢印マーク(▶や◀)が表示されています。この矢印が向いている方向が給油口のある側です。スタンドに入る前に、運転席から一目で確認できます。

②サイドミラーで目視確認する

軽トラは車高が高いため、サイドミラーを通して車体後方を確認すると給油口の位置を視認できる場合があります。レンタカーや社用車など不慣れな車に乗る際に特に有効な方法です。

軽トラの給油口の構造と種類|なぜキャップに鍵がついているのか

軽トラの給油口は、乗用車のように樹脂製のフラップ(フタ)を開けるだけでアクセスできる構造とは異なり、ガソリンの盗難やいたずらを防ぐために、給油口(キャップまたはカバー)に直接鍵穴が設けられた構造になっています。このキャップは、エンジンキーと同じ鍵で施錠・開錠できる設計です。

この構造が採用されている理由は、軽トラが農作業や配送業務など屋外での長時間駐車を前提とした車両であるためです。キー付きキャップにより、燃料の盗難防止と、異物混入によるエンジントラブルの防止という2つの役割を果たしています。

なお、給油キャップの形状は各メーカーで共通規格に近いものが採用されていますが、鍵穴の位置や開錠に必要な回転角度は車種によって若干異なる場合があります。

軽トラの給油口が開かない・空回りするときの対処法

軽トラの給油口が開かない、あるいは給油キャップが空回りしてしまうというトラブルは、構造を理解していれば落ち着いて対処できます。

給油口が開かない主な原因は、鍵の操作手順の誤りです。軽トラの給油口には車内に開閉レバーがなく、給油口の鍵穴にエンジンキーを差し込んで回す必要があります。鍵なしで給油口を開けようとしても開きません。必ずエンジンキーを持参してから給油口に向かいましょう。

給油口の鍵が開かない場合は、以下の点を確認してください。

  • キーの差し込み方向が逆になっていないか:
    スムーズに入らない場合は180度向きを変えて試してください。
  • 鍵穴に汚れや錆が詰まっていないか:
    市販の鍵穴専用潤滑剤(シリコンスプレー)を吹き付けると改善する場合があります。
  • 給油キャップが空回りする場合:
    キャップのロックが解除されていない状態で無理に回そうとすると空回りします。必ず鍵で解錠してからキャップを回してください。

スペアキーがない状態で鍵が開かない場合は、無理にこじ開けようとせず、ディーラーや整備工場に相談することをおすすめします。

注意:エンジンオイル給油口との混同に注意

A 正しい給油口
キー付き
B オイル給油口
マークなし・ネジ式
A:燃料給油口 比較項目 B:エンジンオイル口
キャップ付き・鍵で開錠 開け方 ネジ式・手で回すだけ
給油口マーク刻印あり マーク マークなし or オイル缶
車体横・後方パネル 位置 エンジンルーム内
ガソリン専用 入れるもの エンジンオイルのみ
誤給油の結果 エンジン重大損傷・要修理

軽トラの車種によっては、燃料の給油口と同じ車体後方に「エンジンオイルの給油口」が配置されている場合があります。誤ってオイル給油口にガソリンを入れてしまうと、車両火災やエンジンの深刻な故障に直結します。

給油キャップにガソリンスタンドの給油機マークが刻印されているか、必ず確認してから開錠してください。

軽トラの給油口カスタムについて

軽トラの給油口キャップは、純正品からカスタムパーツに交換することができます。楽天市場などのECサイトでは「ハードカーゴ」ブランドをはじめとする各種カスタムキャップが販売されており、ブラックやシルバーなど車体に合わせたカラーを選べます。

ただし、給油口キャップは燃料漏れを防ぐ重要な保安部品です。交換する際は必ず車種適合を確認し、信頼性の高いパーツを選んでください。

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2.軽トラの給油口の開け方・閉め方【ステップ別解説】

軽トラの給油は、手順を一度覚えてしまえば難しくありません。以下のステップをガソリンスタンドでスマホを見ながら確認できるよう、動作を一つひとつ丁寧に解説します。

STEP1〜5 開錠から給油完了まで

STEP1:給油口カバーを手で開ける
車体後方の給油口付近にある小さなカバーを手で引き開けます。カバーはバネで固定されているだけなので、軽く引けば開きます。
STEP2:キーを給油キャップの鍵穴に差し込む
カバーの内側に給油キャップがあります。エンジンキーをキャップ中央の鍵穴に差し込みます。
STEP3:キーを左(反時計回り)に約90度回す
キーを差し込んだまま、左方向(反時計回り)に約90度回します。これでロックが解除されます。ロックが解除される物理的な手応えがあったら、キーを抜き取り、ポケットなど安全な場所に保管しましょう。
STEP4:給油キャップを反時計回りに回して取り外す
キャップ自体を左に回して取り外します。取り外したキャップは、車体のフックや決まった置き場に引っかけておくと紛失を防げます。
STEP5:給油ノズルを差し込み、給油する
レギュラーガソリン(赤いノズル)を給油口に差し込み、給油します。満タンになると自動的にノズルが止まります。

「音がするまで回す」確実な閉め方

給油後のキャップの締め方は、意外と見落とされがちな重要ポイントです。

給油キャップを取り付けたら、「カチッカチッ」と音がするまで時計回りに回してくださいこの音が、キャップが正しくロックされたサインです。音が鳴らないまま走行すると、走行中にキャップが外れてガソリンが漏れる危険があります。

キャップを閉めたら、エンジンキーを鍵穴に差し込み右方向に回して施錠します。最後にカバーをパチンと閉めれば給油完了です。

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3.軽トラに入れる燃料はレギュラーガソリン一択|各車種のタンク容量比較

軽トラに入れる燃料はレギュラーガソリン一択|各車種のタンク容量比較

軽トラに入れるべき燃料は、レギュラーガソリン(無鉛)一択です。これはハイゼット、キャリイ、サンバー、アクティを問わず、現行の軽トラ全車種に共通するルールです。

「軽トラ=軽油」は危険な思い込み

A
軽トラは
赤!
レギュラーガソリン
レギュラー
B
軽 油
A レギュラー(赤ノズル) 項目 B 軽油(緑ノズル)
軽トラ・ガソリン車 対象車両 ディーゼル車のみ
赤 色 ノズルの色 緑 色
OK(ハイゼット標準) 軽トラへの給油 NG(エンジン損傷)

「軽トラだから軽油を入れる」——この誤解は非常によく見られます。「軽」という文字が共通しているため直感的にそう思えてしまいますが、これは重大な誤解です。

軽トラはガソリンエンジンを搭載しており、軽油(ディーゼル燃料)とは燃焼の仕組みが根本的に異なります。ガソリンエンジンは電気的なスパーク(点火プラグ)によって燃料に火をつける仕組みですが、軽油は圧縮による高温で自然発火するディーゼルエンジン専用の燃料です。ガソリンエンジンに軽油を入れても正しく燃焼できず、エンジンに深刻なダメージを与えます。

💡 ノズルの色で確認しよう

ガソリンスタンドのノズルの色は全国共通で、レギュラーは赤、ハイオクは黄、軽油は緑と定められています(資源エネルギー庁の品確法に基づく規定)。給油前にノズルの色を必ず確認する習慣をつけましょう。

参考:経済産業省| 資源エネルギー庁

車種別タンク容量・燃費比較表

車種タンク容量燃費(カタログ値)満タン航続距離(目安)
ハイゼットトラック約30L約15.8km/L約474km
キャリイ約36L約19.8km/L約713km
サンバートラック約36L約16.8km/L約605km
アクティトラック約31L約15.3km/L約474km

※燃費はカタログ値であり、積載量や走行条件によって実燃費は変わります。

軽トラの給油ランプがついたら何キロ走れる?点滅の意味と対処法

軽トラのメーターパネルに給油マーク(ガソリンポンプのアイコン)が点灯したら、残燃料が少なくなっているサインです。給油ランプがついてから走れる距離の目安は、車種によって異なりますが一般的に40〜60km程度とされています。ただしこれはあくまで目安であり、積載量・走行速度・エアコン使用の有無によって大きく変わります。

車種給油ランプ点灯時の残量目安点灯後の走行可能距離目安
ハイゼットトラック(ダイハツ)約5〜7L約40〜60km
キャリイ(スズキ)約5〜7L約50〜70km
サンバートラック(スバル)約5〜7L約45〜65km
アクティトラック(ホンダ)約5〜7L約40〜60km

※上記はあくまで目安です。車種・年式・走行条件により異なります。取扱説明書で正確な数値をご確認ください。

⚠️ 点滅に変わったらすぐ給油を

ダイハツの軽トラ(ハイゼットトラック)では給油ランプが点滅に変わった場合、残量がさらに少なくなっているサインです。給油ランプがついてからそのまま走り続けると、燃料ポンプの空回りによる故障リスクが高まります。給油ランプがついたら、できる限り早めの給油を心がけましょう。

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軽トラの維持費として給油代と並んで気になるのが自動車税です。こちらの記事では、軽トラの年間税額は乗用車と比べてどう違うのか、13年経過後の重課や納付方法、最新の減税制度まで、早見表付きでわかりやすく解説しています。

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4.【緊急対処】軽トラに軽油を入れてしまったら今すぐやるべき3ステップ

【緊急対処】軽トラに軽油を入れてしまったら今すぐやるべき3ステップ

もし軽油を入れてしまったとしても、冷静に行動すれば被害を最小限に抑えられます。パニックにならず、以下の3ステップを順番に実行してください。

STEP1:絶対にエンジンをかけない(キーONも厳禁)

🚨 最重要:キーを回さないこと

誤給油に気づいた瞬間にすべきことは「何もしないこと」です。エンジンをかけることはもちろん、キーを「ON」の位置に回すことも厳禁です。最近の車はキーをONにするだけで燃料ポンプが作動し、軽油がエンジン内部に循環し始めます。

STEP2:車を安全な場所に手押しで移動させる

給油口の前で停車したままでは他の車の迷惑になります。エンジンをかけずに済む範囲で、ニュートラルに入れて手押しで安全な場所へ移動させましょう。一人では難しい場合は、スタンドのスタッフに声をかけてください。

STEP3:ガソリンスタンドスタッフ・JAF(#8139)にすぐ連絡

  • ガソリンスタンドのスタッフ:スタンドによっては燃料の抜き取りに対応できる場合があります。まず声をかけてみましょう。
  • JAF(#8139):24時間365日対応。誤給油の救援実績も豊富で、適切な処置とレッカー手配を行ってくれます。
  • 任意保険のロードサービス:加入している任意保険にロードサービス特約がついている場合、無料または安価で対応してもらえる場合があります。

参考:一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)公式サイト

【状況別】修理費用の目安と車両保険の注意点

誤給油の修理費用は、エンジンをかけたかどうかで天と地ほどの差があります。

状況車の症状必要な修理内容費用の目安
エンジン始動前症状なし燃料の抜き取り・タンク洗浄約1万〜5万円
エンジン始動後アイドリング不安定・白煙/黒煙タンク・配管洗浄、フィルター交換約5万〜15万円
走行後エンストエンジン完全停止・損傷燃料ポンプ・インジェクター等全交換約15万〜30万円以上

💡 車両保険を使うべきか?

誤給油による修理は車両保険(一般型)でカバーされる可能性があります。

ただし、保険を使うと翌年度の等級が1つダウンし、保険料が上がります。エンジン始動前の軽微な修理(1〜5万円程度)であれば、長期的に見て自費で対応した方が総合的なコストが低くなるケースも多いです。まずは保険会社に連絡して比較判断しましょう。

5.ネットの噂は危険!絶対やってはいけないNG行動3選

軽油を誤給油した後
絶対にやってはいけない行動
NG ①
灯油ポンプで
吸い出す
不完全除去で残留する
NG ②
上からガソリンを
足す
希釈では軽油は消えない
NG ③
そのまま
自走する
エンジン全損・走行不能
正しい行動 →
1キーを抜いて放置
2スタッフに報告
3ロードサービスへ
早期発見・未始動なら燃料抜き取りのみで済む場合がほとんど

誤給油のトラブルで検索すると、「自分で抜けばいい」「少しガソリンを足せばいい」という情報を目にすることがあります。しかしこれらは非常に危険な行為であり、絶対に実行してはいけません。

NG1:自分で灯油ポンプを使って燃料を抜く(消防法違反・爆発リスク)

ガソリンは消防法における「第4類第1石油類」に分類される危険物であり、専用容器(金属製の携行缶など)以外への移し替えは禁止されています。灯油用のポリタンクはガソリンで溶ける可能性があり使用不可です。

さらにガソリンの引火点はマイナス40度以下で、ポンプ操作時の静電気で爆発的な火災が起きる危険があります。

NG2:ガソリンを上から足して薄める

ガソリンエンジンは数%の軽油混入でも正常に燃焼できず、エンジン内部にダメージを与え続けます。薄めることで症状が一時的に出なくても、インジェクターや燃料ポンプの損傷が進行します。

NG3:近くの工場まで自走する

走行すればするほど損傷範囲がエンジン全体に広がり、修理費用が跳ね上がります。

「エンジン始動前なら1〜5万円、走行後なら30万円超」という費用の差がそのリスクを物語っています。必ずレッカーを使って移動させましょう。

6.誤給油はなぜ起きる?JAFデータで見るリアルな実態

COGNITIVE TRAP
脳内の錯覚:「軽トラ=軽油」という名称の罠
?
脳内の誤った連想チェーン
トラック
の「軽」
連想
軽油
緑ノズル
判断
緑を選択 ↓ 給油 ×
名称の罠!
「軽」はトラックのサイズ規格。燃料とは無関係
真実:燃料の選び方
軽トラック
(ハイゼット等)
エンジン形式
正解
レギュラーガソリン
赤いノズル
「軽」の意味
軽トラの「軽」
= 軽自動車規格(排気量・寸法)
軽油の「軽」
= 軽い(比重が軽い)油
JAFロードサービス出動データより
誤給油の救援要請は年間 約1万件超 に上り、そのうち
「乗り慣れない車・レンタカー・社有車」での発生が 約4割 を占める。
名前に惑わされず、ノズルの色(赤)と「レギュラー」表示を必ず確認すること。

誤給油は「うっかりミス」ではなく、明確な構造的要因があります。その原因を知っておくことが最大の予防策です。

「軽自動車=軽油」という名称の罠

JAFの調査では、誤給油の原因として「軽自動車だから軽油だと思った」というケースが6.3%(16件)確認されています。「軽」という一文字の共通点から生まれる直感的な誤解は、年齢や運転歴に関係なく発生します。

前述の通り、軽自動車・軽トラはすべてガソリンエンジンです。「軽」は車の重量区分を示す言葉であり、燃料の種類とは無関係です。

社用車・レンタカーでのミスが約2割を占める事実

JAFの2022年10月のデータによると、同月の「燃料入れ間違い」による救援出動は105件にのぼり、そのうちガソリン車に軽油を給油したケースは57件でした。

さらに、誤給油が発生した状況の約21.9%(56件)が社用車や代車、レンタカーなど普段乗り慣れていない車でのミスでした。

つまり、誤給油は不注意な一部の人だけが起こすミスではなく、普段乗らない車に乗る機会があれば誰にでも起こりうるトラブルです。

参考:一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)|燃料入れ間違いに関する調査

7.軽トラへの給油をスムーズに行うコツ|給油機の選び方から給油車の活用まで

B E S T   P R A C T I C E
正しい給油のための3つのポイント
① ノズル確認
REGULAR
赤ノズルを選ぶ
レギュラー専用色
表示を目視確認
「レギュラー」の文字
迷ったらスタッフへ
声かけが確実
② 適切な距離感
給油機 軽トラ REG ホースにゆとり ゆとりある距離
車を寄せすぎず、ホースが
自然なカーブを描く位置に停車
NG:寄せすぎ
ホース引っ張り
OK:ゆったり
ホースにたわみ
③ 携行缶のルール
消防法 適合品 推 奨 金属製携行缶 ポリ ポリ缶 NG
セルフ現地給油のルール
  • 金属製携行缶のみ可
  • ポリタンクは消防法違反
  • 缶は満タンにしない(10L目安)
消防法 第 10 条に基づく規制
スタンドによりセルフ給油不可の場合あり

給油口の開け方や燃料の種類を正しく理解したうえで、実際のガソリンスタンドでの給油をスムーズに行うための実践的なコツを紹介します。セルフ式スタンドでの給油機の使い方から、農業や建設現場など遠隔地での給油手段まで、場面に応じた方法を押さえておきましょう。

給油機(セルフスタンド)での注意点

セルフ式ガソリンスタンドの給油機では、ノズルを選ぶ際に必ず色を確認してください。レギュラーガソリンは赤いノズルです。給油機のパネルで「レギュラー」を選択してからノズルを取り出す機種がほとんどですが、複数のノズルが並んでいる場合は色でも二重確認する習慣をつけましょう。

軽トラは荷台があるため、給油機との距離感が乗用車と異なります。給油口側を給油機に近づけすぎず、ノズルのホースが自然に届く位置に車を止めるのが給油をスムーズに行うコツです。初めての車両では、給油機に近づく前に給油口の左右を確認してから進入しましょう。

給油車(移動式給油車)の活用

農業や建設現場など、ガソリンスタンドから遠い場所で軽トラを使用する場合、移動式の給油車(給油タンクローリー)や携行缶を使った現地給油という選択肢もあります。

ただし、ガソリンを携行缶で運搬する場合は消防法の規定に従い、金属製の専用携行缶を使用し、フルサービスのスタンドで給油してもらう必要があります(2023年2月以降、セルフスタンドでの携行缶へのガソリン給油は本人確認と使用目的の確認が義務化されています)。

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軽貨物ドライバーとは?仕事内容、給料、働くメリットを紹介
軽貨物ドライバーとは?仕事内容、給料、働くメリットを紹介
軽貨物ドライバーに興味がある方に向けて、雇用形態や手取り、仕事の種類や内容、向いている人の特徴、メリット・デメリットを紹介します。
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8.軽トラの給油は「正しい知識」が最大のトラブル防止策

軽トラの給油口には乗用車のようなレバーがなく、エンジンキーを直接キャップに差し込んで開錠します。閉めるときは「カチッカチッ」と音がするまでしっかり回すことが重要です。入れるべき燃料はレギュラーガソリン(赤いノズル)のみで、「軽トラ=軽油」は重大な誤解です。給油前には必ずノズルの色を確認する習慣をつけましょう。

万が一誤給油してしまった場合は、キーONも含めて一切エンジンをかけず、すぐにJAF(#8139)またはガソリンスタンドのスタッフに連絡してください。自分で燃料を抜こうとする行為は消防法違反であり、爆発リスクも伴うため絶対に行ってはいけません。エンジン始動前であれば修理費は1〜5万円で済みますが、走行後は30万円以上になる場合もあり、初動対応のスピードが被害額を大きく左右します。

軽トラは農業・物流・建設現場など、日本の産業を支える重要な車両です。正しい給油の知識を身につけて、安全に活用してください。

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