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スポット便とは?定期便との違いや仕事内容、ドライバーの働き方を解説

スポット便とは、荷主から「1回だけ」「急ぎで」などの依頼を受けて、その都度トラックや軽バンで荷物を運ぶ配送のことです。毎日同じ配送先を回る「定期便(ルート配送)」とは違い、運ぶ荷物も行き先も毎回変わります。

この記事では、スポット便の意味や定期便との違い、使われる場面をわかりやすく解説します。あわせて、スポット便を担当するドライバーの働き方や収入、メリット・デメリット、始め方も紹介します。

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スポット便の仕事は、正社員として運送会社で担当する働き方と、軽貨物の業務委託で受ける働き方があります。この記事を運営するカラフルが提供する「カラフルエージェント ドライバー」で、毎月の給料が安定する正社員の求人を探せます。

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この記事を読んでわかること
  • スポット便の意味と、定期便(ルート配送)との違い
  • スポット便ドライバーの働き方(正社員・業務委託)と収入
  • スポット便のメリット・デメリットと、始め方
目次

1.スポット便とは?

スポット便とは?

スポット便は、荷主から単発で依頼を受けて行う配送のことです。「スポット配送」「チャーター便」「貸切便」と呼ばれることもあります。

トラック1台(または軽バン1台)を荷主が貸し切り、決まった荷物を、決まった場所へ直接運ぶのが基本です。

使う車両は、軽バンから2t・4t・大型トラックまでさまざまです。小さな荷物を急いで届けるなら軽貨物、まとまった量の荷物なら2t以上のトラックというように、荷物の量や大きさで車両が選ばれます。

定期便(ルート配送)との違い

スポット便と定期便の主な違いは、次のとおりです。

項目スポット便定期便(ルート配送)
依頼の仕方必要なときに1回ずつ依頼契約にもとづいて毎日・毎週など決まった日に配送
配送先・ルート毎回変わるほぼ固定
荷物毎回違うことが多いほぼ同じ
仕事量日によって変わりやすい安定している
ドライバーの働き方毎日違う場所に行く同じ道を走り、配送先と顔なじみになる

※一般的な違いです。会社や契約の内容によって異なります。

毎日決まった配送先を回る定期便の働き方は、ルート配送の記事で詳しく解説しています。

2.スポット便が使われる場面

スポット便が使われる場面

急いで届けたい荷物があるとき

「工場の部品が足りなくなり、今日中に届けたい」「書類やサンプルを急いで取引先に届けたい」など、通常の宅配便では間に合わないときにスポット便が使われます。

荷物を積んだら、ほかの荷物を積み合わせずに目的地へ直行できるのが強みです。

いつもと違う量の荷物を運ぶとき

セールやイベントで一時的に荷物が増えたときや、季節の商品を店舗に運ぶときなど、定期便だけでは運びきれない場合にスポット便が使われます。

事務所の移転や引越し、イベントの搬入のとき

オフィスの移転、展示会やイベントの機材の搬入・搬出、単身の引越しなども、スポット便の代表的な仕事です。

運ぶ荷物の例

  • 工場の部品・製品、建材
  • 食品・飲料、日用品
  • 書類・印刷物・サンプル
  • イベント機材・展示品
  • 家具・家電などの引越し荷物

3.スポット便ドライバーの働き方と収入

スポット便ドライバーの働き方と収入

スポット便を担当するドライバーの働き方は、大きく分けて2つあります。

①運送会社の正社員として、スポット便・チャーター便を担当する

運送会社に雇われて、会社が受けたスポット便やチャーター便を担当する働き方です。

毎月決まった給料(固定給+手当)があり、社会保険や有給休暇もあるため、収入が安定します。トラックや燃料代は会社の負担です。

たとえば、練馬区の公徳運輸では、2t・4tトラックでスポットのチャーター便を担当するドライバーを正社員で募集しています。

月収は28万〜40万円(月25日稼働・残業代を含む例)で、チャーター便担当20名の月の平均支給額は約33万円です。

参考
公徳運輸株式会社|ドライバー募集概要
カラフルキャリアタイムズ|練馬区の運送会社10選

②軽貨物の業務委託(個人事業主)として、スポット便を受ける

自分の軽バン(または会社から借りた軽バン)で、運送会社やマッチングアプリからスポット便の仕事を受ける働き方です。雇用ではなく業務委託契約なので、働く日や受ける仕事を自分で選べます。

報酬は、1件ごとや距離・時間に応じて支払われるのが一般的です。たくさん仕事を受ければ収入は増えますが、仕事がない日は収入もありません。

また、社会保険や有給休暇はなく、車両代・燃料代・保険料などの経費は自分で負担するのが基本です。

2つの働き方の比較

項目正社員軽貨物の業務委託
収入毎月の給料が安定仕事量によって変わる
働く日・時間会社のシフトによる自分で選びやすい
社会保険・有給休暇ありなし(自分で国民健康保険などに加入)
車両・燃料代会社の負担自分で負担するのが基本
使う車両軽バン〜大型トラック軽バン

※一般的な違いです。会社や契約の内容によって異なります。

参考:カラフルキャリアタイムズ|運送業の年収

4.スポット便ドライバーのメリット

スポット便ドライバーのメリット

毎日違う場所に行けて、飽きにくい

スポット便は、毎回荷物も行き先も変わります。同じ道を走り続けるのが苦手な人や、いろいろな場所に行きたい人にとっては、変化があって楽しい仕事です。

いろいろな荷物や道を経験でき、ドライバーとしての力がつく

さまざまな荷物の積み方や、初めて行く場所への道の調べ方など、幅広い経験を積めます。経験を積むほど、どんな仕事にも対応できるドライバーとして評価されやすくなります。

業務委託なら、働く日や仕事を選びやすい

軽貨物の業務委託なら、働く日や受ける仕事を自分で決められます。副業として週末だけ働く人や、ほかの仕事と組み合わせる人もいます。

急ぎの仕事は、報酬が高くなりやすい

当日すぐに運ぶ必要がある荷物や、夜間・早朝の配送は、荷主が急いでいるぶん、運賃が高く設定されることがあります。

5.スポット便ドライバーのデメリットと注意点

仕事量と収入が安定しにくい

スポット便は、荷主から依頼があったときだけ発生する仕事です。業務委託の場合、依頼が少ない時期は収入が大きく減ることがあります。

安定した収入を重視する人は、正社員としてスポット便を担当するか、定期便と組み合わせる働き方を検討しましょう。

待機や帰りの空車が発生しやすい

依頼を待つ時間や、荷物を届けたあと何も積まずに帰る「空車」の時間が発生しやすいのも、スポット便の特徴です。

業務委託の場合、この時間は報酬にならないことが多いため、1日の実際の収入で考えることが大切です。

初めての道や配送先が多い

毎回行き先が変わるため、初めての道や、トラックを停める場所が分かりにくい配送先も少なくありません。事前にルートを確認し、時間に余裕を持って出発する必要があります。

軽貨物の個人事業主には、2025年4月から新しい義務がある

2025年4月から、軽貨物で運送業を行う事業者(個人事業主を含む)には、営業所ごとの「貨物軽自動車安全管理者」の選任と講習の受講、業務の記録(1年間保存)、事故の記録(3年間保存)、死傷者が出た事故の国への報告などが義務づけられました(2025年3月末までに届出をした人には、安全管理者の選任などに猶予期間があります)。

業務委託でスポット便を受ける場合は、こうした手続きも自分で行う必要があります。

参考:国土交通省|貨物軽自動車運送事業に関する安全対策について

収入が安定する働き方で、スポット便を担当しませんか?

運送会社の正社員なら、スポット便やチャーター便を担当しながら、毎月決まった給料と社会保険、有給休暇が得られます。車両や燃料代も会社の負担です。

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6.スポット便ドライバーに向いている人

  • 毎日同じ仕事より、変化のある仕事が好きな人
  • 初めての道や場所でも、落ち着いて対応できる人
  • 急な依頼にも柔軟に動ける人
  • (業務委託の場合)収入の波があっても、自分で計画を立てられる人

反対に、毎日決まった時間に帰りたい人や、同じ配送先で顔なじみを作りながら働きたい人は、定期便(ルート配送)の方が向いています。

7.スポット便ドライバーの始め方

スポット便ドライバーの始め方

正社員として始める場合

運送会社の求人で、「チャーター便」「スポット便」「貸切便」などを担当するドライバーの募集を探します。

2t・4tトラックの場合は、準中型・中型免許が必要になることが多いので、免許の取得支援がある会社を選ぶと始めやすくなります。

ドライバー専門の求人サイトや転職エージェントを使うと、求人票だけでは分かりにくい仕事の中身も確認できます。

参考:カラフルキャリアタイムズ|ドライバー転職の求人サイト・エージェントおすすめ20選

軽貨物の業務委託として始める場合

自分で軽貨物の運送業を始めるには、運輸支局に「貨物軽自動車運送事業」の届出をして、事業用の黒ナンバーを取得します。

2025年4月からは、あわせて貨物軽自動車安全管理者の講習の受講と選任も必要です。軽バンは自分で用意するか、車両を貸し出している運送会社と契約する方法があります。

運送会社と業務委託契約を結んで仕事を受ける場合は、報酬の決まり方(1件ごとか、日当か)、車両代や燃料代の負担、仕事が少ないときの保証の有無を、契約前に確認しましょう。

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  • 定期便との比較も相談できる:スポット便とルート配送、どちらが合うかを一緒に考えます
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※制度の内容や在籍期間などの条件は会社によって異なります

8.スポット便に関するよくある質問

Q.スポット便とチャーター便は同じですか?

A.ほぼ同じ意味で使われます。どちらも、トラック1台を貸し切って荷物を運ぶ配送のことです。会社によっては、単発の依頼を「スポット便」、決まった荷主の貸切輸送を「チャーター便」と呼び分けることもあります。

Q.スポット便のドライバーは未経験でもできますか?

A.できます。運送会社の正社員なら、入社後に先輩が同乗して仕事を教えてくれる会社も多くあります。軽貨物の業務委託も未経験から始める人がいますが、道の調べ方や荷物の扱いを自分で覚える必要があるため、最初は研修のある会社と契約すると安心です。

Q.普通免許でスポット便のドライバーはできますか?

A.軽バンでの配送なら、普通免許でできます。2tトラックの場合は、免許を取った時期によって運転できるかが変わります。2017年3月12日以降に取った普通免許は、車両総重量3.5t未満の車までしか運転できません。

Q.スポット便と定期便、どちらが稼げますか?

A.業務委託の場合、急ぎの仕事を多く受けられればスポット便の方が高くなることもありますが、仕事量が不安定なぶん、月によって収入の差が大きくなります。正社員の場合は、どちらも毎月の給料は安定していて、車両の大きさや手当、残業時間によって年収が変わります。

9.まとめ|スポット便は「働き方」を選んで始めよう

スポット便は、荷主の単発の依頼を受けて荷物を運ぶ配送で、毎回荷物も行き先も変わるのが特徴です。変化のある仕事が好きな人や、いろいろな経験を積みたい人に向いています。

ドライバーとしてスポット便を担当するなら、収入が安定する正社員と、働く日を選びやすい軽貨物の業務委託の2つの働き方があります。

業務委託は自由度が高い一方、収入の波や経費の負担、2025年4月からの新しい義務もあるため、自分に合う働き方を選びましょう。

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